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2019年9月の社内木鶏会 | 協和プレス工業

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2019年09月30日

2019年9月の社内木鶏会

2019年9月の社内木鶏会 感想文から

今月のテーマ「読書尚友」

 

 私は生まれた時から耳が聞こえなかったので、小さい頃から母は私に言葉のレッスンをかねてよく「日本昔ばなし」の読み聞かせをしてくれました。おかげで物心がついた頃には自然と読書をしていて、テレビを見ていても現代のように字幕はありませんでしたので、映像と動きだけを見て自分の頭の中でストーリーを構成していました。人間はテレビなど耳から聞いて情報を取り込み自然と覚えていきますが、私の場合は目からの情報だけが頼りでしたので言葉を教えてくれたのは本でした。読書によって想像力を広げ今まで知らなかった世界観に触れ、わくわくするような好奇心を持ちストレスが解消されていきます。この記事の中でも読書習慣で思いやりや感謝・尊敬・利他心・抑制といった人間だけが持つ高次元の心の働きを育てることが出来るというように読書の効果はともて大きいと私は思っています。今日よりも明日よい人生を送れるようにたくさんの本を読んで学んでいきたいと思います。【女性パート社員】

 

 この記事に興味を持ったのは、アルフレッド・アドラーの名前を見た為です。アルフレッド・アドラーの「アドラーの心理学」の事を書いた「嫌われる勇気」という本が娘の大学進学のキッカケになったという事を妻から聞いていた事でアドラーの事を知っていたからです。本を読んでいく中でなるほどと思ったのが、人の行動には必ず目的がある。だから変えられない過去、原因に目を奪われずこれから何に向かって努力していくかという目標を考えるこの未来志向こそ重要だと説いているところ、現在を変える事で人生が変わるという様なところや課題の分離の考え方の例え話で馬に水を飲まそうとしても自分にできる事は水辺の前に馬を連れて行く事で水を飲むかどうかは、馬が決めるという話でした。今月のテーマである読書尚友とは、人が歴史を学ばず、過去の偉人を自分の師としなければつまらない人間になってしまうという意味らしいのですが、幸せならばそれでもいいと思います。アドラーが提唱している事で、いま、ここを真剣に生きるなかで「いま・ここ」が充実していればそれでいいといわれています。アドラー心理学にも問題点は数々あるようですが、良いと思った事を実践していけばいいのだと感じましたので他者への貢献を意識して行動していけばいいなと思いました。【男性社員】

 

 アドラーとドラッカーに学ぶ人間学の特集記事を読んで、まずは変える為には自分から始めなければならない。物事を変えるにはエネルギーがいります。自分は仕事の中で休憩時間に先輩達とのたわいない会話中で笑ったりバカな事を言う事でエネルギーをもらえます。 何か一つ変える事で、個人の生活、職場も変わり家庭も変わります。自己変革こそ組織変革に繋がる重要な事だと思います。【男性社員】

 

 人は誰でも劣等感を持っている、、、(P603弾目)以降の文章に感銘を受けました。目標と現実のギャップによる劣等感は進歩向上のモチベーションになるという事でした。私自身にはこれがかなりしっくりきたので、それも一つの考えとして取り入れたいと思いました。(そして考えるのが自分の中にあったからamazarashi大好きなんだと思いました。とても良いバンドなので機会があれば一度聴いてみて下さい。もう一つ、読書というのは三つの方法があって[深める・繋げる・広げる読書法]に分けられると言っていました。今後本を読む時などに、この三つの読書法を頭の隅において読書をしようと思いました。特に広げる読書法という考え方は素晴らしいと思いました。【男性社員】

 

 

 これを読んで弘法大師についてあまり知らないと感じたのでまずは弘法大師をある程度調べてから再度読み返しました。宗教など私にはよくわかりませんが文中にもあった「人の相知ること、必ずしも対面して久しく語るのみにしもあらず」必ずしも直接会って語らなくとも、書物を通して師と友を知ることができるというこの文は言霊に近いものがあるのかなと感じました。私もよき教え、よき言葉に学んでいけるようにしたいと思います。また調べた中で気に入った言葉は「虚しく往きて実ちて帰る」でした。この言葉は空っぽで行き満タンで帰ってきたという意味です。一日に充実した日々を過ごし一日一つは習得して帰れるようにしたいですね。【女性社員】

 

  読み始めて読んだことのない言葉がたくさんでまったく理解できず。昔から私はあまり本を読まずにきたのでボキャブラリーも少なく、発する言葉もうまく言えなかったりする。娘は今、本が好きなのでこのまま好きなままでいて欲しいと思う。「僕の声を聞いて」の文章を読んで、泣きそうになった。子供からダイレクトメッセージ、私はちゃんと気づけてるのか、弟たちはまだ小さいから抱っこしたり抱きしめたりすることがたくさんあるけど、娘は10才、なかなか抱きしめてあげることも少なくなった。ギュッとしてあげよう。手をつないであげよう。一緒に寝てあげよう。毎日少しでもいいから子供たちとゆっくり触れ合う時間をもとうと思う。【女性派遣社員】

 

 

 読書尚友に関して、人が歴史を学ばず、過去の偉人を自分の師としてからでなければつまらない人間になってしまいます、という意味です。私自身、この致知という雑誌からもたくさんの人から学びを得ることが出来ます。自分の自身や人生だけで経験出来ることなんてたかが知れてます。自分の人生のロールモデルを多く見つけるためにも、読書を通じて尚友を探していきたいです。最後にこの致知を読み取ることができたら、感性が大切だと分っていてもすぐに切り替えることってむずかしいですよね。【外国人男性社員 タイ人】

 

 本を読む事が大事と思いました。今まで本を読みませんでした。でも日本に来てから日本語が分るように本を読むようになりました。それで、日本人とお話をできて、日本のどこでも自分で行けるようになりました。人生が面白くなりました、これから日本語の本だけじゃなくて他の本も読みたいと思います。【外国人男性社員 タイ人】

 私はポルトガル語で書いている読書が好きなんですけど、日本語の場合は漢字だらけなので頭痛してしまいます。日本語の勉強して日本語で書いている本を楽しめるようになりたいと思いました。【外国人男性社員 ブラジル人】

 

 読書は先生だと思います。私は日本にきて、日本語の本を読んだことがありません。勉強する本しか読んだことがないです。でも、初めて職場の教養をもらって内容をみてからすぐすきになりました。毎日書いたことをみて、自分について仕事や生活や勉強などやくにたちます。いい勉強の本でした。これから毎日1ページを続けて読みたいと思います。【外国人男性社員 中国人】

 

 読んで心に残った部分は、「ららばい通信」に一人の少年が綴った「僕の声を聞いて」という文章が心に残りました。私も数年前に、子供に言われた言葉を思い出しました。「ママ、最近怒ってばっかりで、いつも顔が怒ってる」と言われました。その瞬間ハッと気づかされました。確かに、ずっとイライラし無意識のうちに子供を不安にさせていたんだと気づかされました。何のために仕事をして、何のためにお弁当を作ってと考えるうちにまず子供のために仕事をしているのに、子供にイライラして自分は一体どれだけ気持ちの余裕がないんだろうと思いました。今は少しずつ時間に余裕を持って起きたりするようになって朝のバタバタも少し減り、手もかからなくなってきたので、だいぶイライラも減りました。これからも頑張りたいと思います。【女性派遣社員】

 

 読書尚友は、なんの事なのかわかりませんが、「僕の声を聞いて」については、自分ににた文章が書いていました。私の母は女手で私と弟を育ててくれました。朝から夜まで仕事ずめでとても2人の相手する時間もなく、今は母の気持ちがとてもわかるようになった。これからは親こうこうしていきたいと思いました。【男性派遣社員】

 

 この記事の中の少年の叫びの部分が読んでいて辛かったです。確かに育児は自分の時間を取られるし、大変な事が多いです。私も毎日怒っています。でも「しんどいのは今だけ。」と思って日々過ごしてきました。大変な事が多い分、子供達いるからここまでがんばってこれたというのも事実で、かなりの部分で助けられていると思います。先日もらった「母」という本の中に、元なでしこジャパンの澤さんの対談がありました。あんなすごい人でも同じ母として同じような悩みがあるのだなと少し安心しました。本を読んで自分と同じ境遇のひとがいてそれがはげみになるのは大切だなと思いました。【女性派遣社員】

 今月も素晴らしい感想文が沢山ありました。「読書尚友」書物を読んで昔の賢者を友とすること。これが今回のテーマでした。皆さん、それぞれの思いで読書されていることが分かりました。また、これを機会に読書をしようと改めて奮起した人も多かったようです。月1回の社内木鶏会、大切に続けていきます。

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